GOD SAVE THE WORLD

先日起こった東大前刺傷事件は衝撃的であったが、犯人が高校の後輩であると知って再び暗澹たる気分になった。

挫折感から自暴自棄になって犯行に及んだものと思われるが、何の関係もない他人を道ずれにしようとした卑劣な行動には情状酌量の余地はないと思う。

高校2年生。
本来はまぶしい青春時代の真っただ中である。
ただ青春時代は挫折を経験する残酷なときでもある。
高い目標を掲げている者ほど、挫折した時の虚無感や自己嫌悪の気持ちも深いと思う。
それは大学受験だけではなく、スポーツや芸術の世界に羽ばたこうとしている若者にも共通することだろう。