「柄にもなくマジな話」の日記一覧

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資本主義の修理法

昨日の朝日新聞に、東大名誉教授の岩井克人氏のインタビュー記事が「資本主義の修理法」というタイトルで掲載されていた。 その記事の見出しの一つには「主流だった『株主中心』は誤り、責任も権限も有限」とあった。 株主中心の資本主義に対する見直しの動きは、10年以上も前のリーマンショック以来、既に各国では当然のこととされており、特に新しい提言ではない。 また、(株主の)責任も権限も有限というのは…

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それにしても宗教とは

少し前の日記のなかで「それにしても宗教とは何だろう。」という自問自答の文章を書いた。 その時はとりあえず思いついたことを書き連ねたのだが、何故かその後も気になっていたので、柄にもなくあれこれ文献を漁っていた。 ところが宗教について調べていると、今度は哲学との関係や違いも気になってくる。 何だか迷路にハマったようで、部屋にこもりがちになるし、様々な資料が読みかけのままで机が散乱状態になってし…

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本当に万物の霊長なのか

ウクライナにロシアが侵攻したが、その理由がよく理解できない。 ウクライナ国内にいるロシア系住民保護の必要性だという理由やウクライナがNATO加盟に前向きであることからロシアの安全保障が脅かされるからだと言っているが、いずれも納得感に乏しい。 ロシア系住民がジェノサイドにあっているというのがフェイクニュースであることははっきりしているし、自国民の保護という大義名分は歴史的に見ても何度も侵略の口…

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GOD SAVE THE WORLD

先日起こった東大前刺傷事件は衝撃的であったが、犯人が高校の後輩であると知って再び暗澹たる気分になった。 挫折感から自暴自棄になって犯行に及んだものと思われるが、何の関係もない他人を道ずれにしようとした卑劣な行動には情状酌量の余地はないと思う。 高校2年生。 本来はまぶしい青春時代の真っただ中である。 ただ青春時代は挫折を経験する残酷なときでもある。 高い目標を掲げている者ほど、…