失う前に


私たちは、日常の「あたりまえ」を見過ごすこと
が多いようです。
そして、それを失ってから初めて、
存在の大きさに気づき、悲しんだり後悔したりします。


たとえば、肉親、健康、仕事、そして豊かな自然
などです。
ネットで知り合った方ですが・・
神戸市に住むその人は、阪神淡路大震災の被災者
のひとりです。
一瞬のうちに家屋は半壊、復興までの道のりは
たいへん険しいものでした。
中でも水道、電気、ガスが寸断され、
長期にわたる耐乏生活を余儀なくされたことは、
辛かったといいます。
水が流れ、電気やガスがついた時の感動は、
今も忘れることはないそうです。