窓際のろう梅 生徒眠たげに

 今日は午後、俳句史の授業をした。内容は芭蕉の人生と「奥の細道」旅立ち~那須まで だ。

 芭蕉の人生は前回 2時間かけて講義済み。それを50分で繰り返し、10分休んで、50分で「奥の細道」旅立ち~那須までを講義。

 前半では、特に芭蕉の妻であった寿貞が、芭蕉が伊賀から呼び寄せた甥の桃印と不倫の中になり駆け落ちしてしまったこと。芭蕉が杉風の日本橋の屋敷から、田舎であった深川の芭蕉庵(杉風所有の生簀の番小屋)へ移ったのはこの駆け落ちのショックからだったという説もある。寿貞は芭蕉の9歳年下であったことは明確だが、駆け落ちの時は20代前半で、桃印は江戸に来た