連載:続・身の回りの事どもの中から

チケット売り場でのダメ押し(1654)

 「グランマ・モーゼス展」を観に行き、貴重な経験をしたことは前の日記に記したとおりである。
 その補遺と言おうか、ちょっとした経験をしたことを一言しておこうか。
 この展覧会に関しては、別に招待券などは持っていなかった。当然チケットは購入しなければならない。
 息子がチケット売り場の窓口に行った。「大人3枚、ただし、2人はシニアです」と言ったそうな。
 すると、窓口の女性は言った。「年齢を確認するものを提示してください」と。年齢を確かめるのはよいとしても、息子は次男だが、50代半ばではある。その両親であることはちょっと見れば明らかだろうに、それでも窓口の