連載:短歌日記

カミラ・ワリエワの無念が見えたフィギュア最終戦

カミラ・ワリエワの無念が見えたフィギュア最終戦だった。15歳の口惜しさと緊張が演技にも表れていて、めったに見ないテレビ実況を見てしまった。
これで、彼女をテーマにした新聞短歌投稿が急増するだろう。投稿することはないのですが、自分でも詠草三首詠んでみました。社会詠は詠み手の中でどこまで咀嚼できているか?難しい。

詠草
氷上に形を描くワリエワのからだそのものフィギュアに変える
悲しみとうれし涙のふたすぢを流すカミラのこころおもほゆ
くすり漬け使い捨てする大国の犠牲となりしカミラ・ワリエワ
お粗末です。「フィギュア」とは元来図形との意味らしい、人形のフィギュ