日・韓の対立の改善には、日本側の長い努力と誠意が必要では

日韓の対立を、韓国側の「洗脳教育」だとする人がいますが、根はもっと深いのではないかと思います。
日本が、1910年、韓国を併合し、事実上植民地のように扱い、35年間支配したのは歴史的事実。終戦後、5年後、1950年からは、北朝鮮の侵攻に始まる朝鮮戦争。その間に、日本は、“朝鮮特需”で、経済復興を遂げ、1956年からは、ミキサー、洗濯機の製造で、高度経済成長を進めていきました。そして、1965年、日韓条約で、賠償請求は、これ以上しないと約束して日本の韓国への戦争責任は終わり、としました。時の韓国大統領は、その賠償金を基金としながら、韓国経済を復興させていき