連載:闘病日記

闘病日記(25) 救いとはなんだろうか?

これから待ち受ける、過酷な運命を予感していたイエスは、
深夜ゲッセマネの丘とよばれる場所で祈りを捧げた。
マタイ書によれば、
「わたしの魂は悲しみのあまり、死ぬほどである。」
そして弟子たちに待つように言い、ひれ伏して祈った。
「父よ、できることなら、この盃をわたしから
遠ざけてください。しかし、
わたしの思いではなく、み旨のままになりますように。」
ゲッセマネの夜、イエスは3度同じ言葉で祈りを捧げたと
ある。

死ぬほどの悲しみと苦しみの中で、その運命を決して
好んではいない。しかし自分の気持を優先させる
のではなくて、神のなされるままにしてくださいと