連載:心をみつめて

親離れ子離れ

親離れ子離れ、子供はいつか成長し親の手から飛び立って行くように、実は親もまたいつか子のもとを去るときがきます、老いとは少しづつ枯れていき、やがて命の終焉を迎えますが、その過程で認知症や脳梗塞、高次機能障害などの病の発症でこれまで子が抱いていた親からの急な変化に子の感情がついていけないこともあります、今までできていたのになぜ?たいせつなのはその姿を受け入れること、できないということを受け入れることだと思います、子の思いが親にとっては負担になることもあります、混乱をもたらすことも、認知症となってもすべてが理解できないわけではなく、理解できなくなることも多く、