連載:続々・大相撲

個人が主筆・編集・発行の全てを担う手書きの大相撲春場所決算号(1677)

 タイトルに掲げたのは、斎藤健治氏と言う方が、お一人で主筆・編集・発行の全てを行っている、しかも今どき誠に珍しい「手書き」の「すもう瓦版”土俵”」のNo.293、春場所決算号である。以前にも、wakohがこの主筆との対談を行った時の号を載せたこともある。その最新号が届いた。
 B4版2枚から成るもので、原則的には、年6場所ごとの「決算号」と「新年号」の年7回刊行の「瓦版」だ。
 斎藤さんは、在野の非常な好角家だ。大多数をご自分で執筆しておいでだが、誰に臆することもなく、忖度することなく、自由に、闊達に、ご自身の築き上げてきた所信に基づき、縦横に筆を振るっ