連載:人生観

18歳成人

民法が改正され、4月から成人年齢が18歳以上に引下げられ施行された。18歳成人に引下げる事に関しては、元々異論があった。そもそも民主主義社会でありながら、大人が子供を都合のいいように取り扱うのが間違っている。そしてクレジットやネット契約は自己責任で行えるなどと、親や家族との相談抜きにやれるとは、親子関係も家族関係も断ち切られることになる。そこには、人が生きることへの宗教性の廃れがある。ありがとう、お願い、いただきます、ごちそうさまといった感謝、姿勢と行儀良さといった礼儀正しさが失われている。

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