桜の廻廊

桜並木は、長期間立つと、開花した桜の花と周囲の風景のバランスが取れて、周囲の風景に溶け込むようになる。20年以上経過した桜並木を遠くに透かして見ると、見事な回廊になっている。

1週間ほどで消えて行く風景を長く留めるのは難しいが、1年が巡り、見慣れた風景に再会すると、その落ち着いた懐かしい風景に心が落ち着くのを感じる。

カテゴリ:日常・住まい