wakohの義母は、95歳で召天するまで、若くして夫を喪い、自らの母と娘(つまりwakohの家内)と3人暮らしの時期がかなりあり、戦後のこととて、生活は苦しかったであろうが、熱心なキリスト教信者であり、基本的に明るく、生き抜いた、そんな人だった。最晩年に至るまで、杖一つつかずに元気だった。
その義母は、その最晩年、何かの時に、家内に向かって、「もう誰もおらんようになってしもうた」とつくづく嘆声を発したことがあるようだ。wakoh自身は直接聴いたわけではなく、義母の死後、家内を通して聴いただけではあったが。
wakohはもうやがて91歳にならんとして
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