温泉語物 No.1844 「あの素晴しいワインをもう一本」(簡単)

 ボランティア仲間のおばさんたち数人を我が家へ呼んで、ホーム・パーティーを開いた。そのとき、おばさんたちが私へのお土産に持ってきてくれたのが、珍しいブルガリア産の赤ワイン。なんでも、長野県白馬村に仲良しみんなで温泉旅行した際、村の中のワイン専門店で購入したものだとか。かなりの高級品だと聞いた。さっそく栓を抜いて、このワインをいただいた。その味の何とまろやかなことか。

 「うっ、美味い!」

 あの素晴らしいワインをもう一本飲みたくて、ネットでずいぶん探したけれど、当時の国営ぶどう園はすでに消滅していて、入手不能だった。残念。