石坂浩二と加藤剛と真田広之は、みんなある人物を演じたことがある、さてその人物とはだれか? 答えは本文に出てくるよ

 たまには本の話でもするかね。

 今村翔吾の「八本目の槍」(新潮社)を読んだ。今村翔吾。「塞王の盾」が直木賞をとったので、ただいまイチオシの声大。

 さて。「八本目の槍」。こういう小説。

「『賤ヶ岳の七本槍』7人それぞれの姿をを通じて、石田三成を描く」

 この7人と三成は、いままでの歴史時代小説では「仲悪い」と描くコトが多かったようだから、「好き嫌いはおいて、認めあっていた」と描いたところはおもしろい。

 ソレと。コトが入り組んでるからくわしく書かないが、三成が徳川家康を倒すために経済を使おうとしたところも、「なるほど。その手があったか」でうな