春の読書は蝶々のように気ままにあの花(本)この花(本)


 何冊もある長編をじっくりと味わうのは楽しい。逆に一冊ごと別の世界を味わうのもまた好い。2月に戸部新十郎の長編を読み終えた後の解放感?もあってか、久しぶりに出かけたブックオフで気の向くまま手にした本が何冊もあった。また、お気に入りさんから質された故郷・新潟の高名な会津八一については名前だけしか知らなかったので、行ってなかった図書館で手に取ってみた。で、そこからまた飛んでネットサーフィンしながら目に留まった本もあったりで、春の訪れと共に咲き出した花々を求める蝶のようにあっちこっちと読み散らした。
 以下14冊の読書メモ。

 ≪回り灯篭≫ 吉村昭