あのミュージカルの「雨に唄えば」の名シーンを見たことがない人は、ほとんどいないだろう
どしゃ降りの中、主人公が傘をささずに、シルクハットを被り、グレースーツに革靴のまま、タップダンスをしながら唄うシーン
最高の歓喜のシーン
やはり、子供が泥遊びするのとは、全く違う歓喜
童心に帰るのではなく、まさに大人の心の喜び
今までに、僕などは傘を持たない日のどしゃ降りに、仕方なく走り、ビショビショになり、辟易とした体験しかない
今ほど、コンビニ店が街なかになかった昭和の頃だった
当時、天気予報も今のように正確でなく、降水確率も無かったと思う
晴れか曇
連載:妄想爺やの春夏秋冬7