5月３日のこの欄で、「ウクライナ防衛戦の論評は甘い？」と題して、ウクライナが善戦しているだのロシアが苦戦しているだのとテレビの評論家が言うのは甘いのではないか、と書いたが、どうもこの懸念が現実化しているようだ。南部では占領地のロシア化、東部ではロシアの攻勢にウクライナは押されている。
　　　　　　　　
西側の武器援助もどのくらい効果的なのかわからないが、実質的にウクライナの一部をロシアに併合あるいはロシア化しようとする企てを阻止する戦略が必要だ。

今まで甘い見通しをテレビで述べてきた評論家や専門家は、この戦略について具体的な提案をすべき。

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