連載:日常1

「雷、雨、風、ヒョウ!」

1:2:3;4:5:6、遠くなった。さっきは光ってから音が鳴るまで4秒だった。

バリバリバリバリ〜、まだまだ雷は凄まじい。これはもう安全第一だ。バイクは剥き身。車とは訳が違う。

娘にラインしたら、凄い写真が送られて来た。娘の手にはピンポン玉大のヒョウ。窓ガラスが割れそうな感じで、部屋の真ん中にいると言う。娘は在宅ワークだったらしい。

私は会社を出られず、小降りになるまで待った。小降りになっても道路は冠水していて危険だ。

完全には止まなかったが、出発した。帰宅する頃にはずぶ濡れで、今度は寒くて仕方ない。

お風呂に湯を満たして長いこと温まった。