敗戦直後頃の郷里の極めて素朴な旅行

コロナ禍対策、ウクライナ侵攻、弾道ミサイル連射と民主主義国と独裁国家の価値観の違いに驚くこの頃ですが、これらは各メディアで解説されてますので、今日は約70年前の郷里のささやかな旅の話をします。

小中学の頃に望郷演歌の「夕焼けとんぼ」「柿坂の家」「山の釣り橋」がヒットしましたが、「こんな田舎を歌っているのだな」と思うような所です。
集落の約300米の所に、神話では、大王の妃が産湯を浸かったと言われる直径約2キロの湖があり、そこから数百米の水道が外海と繋がっています。

各家庭は数年に1回くらい、酷暑の夕方に家族と親戚の5~10人が漁業用の川舟と船頭を雇っ