合唱と宗教曲について

私は大学から合唱を始めて、70歳になるまで約50年間、いろいろな混声合唱団で合唱を楽しんだ。

私のパートはバスで、メロディーを歌う機会は少なく地味だがハーモニーを支える重要なパートだ。

会社員時代は転勤先の合唱団に所属、どの合唱団も個性的な指揮者の指導を受けることができ、勉強になった。

「合唱団は指揮者で選べ」というのが私の持論で、指揮者の存在はとても大きい。

千葉に生活の拠点を構えてからは、セミプロ的な合唱団で、宗教曲の大作を歌う機会が多くなった。

この時、声楽のプロのボイストレーナーから正しい発声法を学んだことが、その後の私の財産となった。