国立西洋美術館自然と人のダイアローグ ゴッホ

先日、国立西洋美術館へ「自然と人のダイアローグ フリードリッヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで」を見に行きました。

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ゴッホは聖職を目指していた経緯もあり、そのテーマには宗教が背景にあることは、その画風からは想像できません。「ひまわり」も例外ではありません。

ゴッホの「刈り入れ(刈り入れをする人のいる病院裏の麦畑)」。ゴッホの書簡(1889.9)にはこの作品を描いた時の心境が書かれています。「炎熱のもと仕事をやり遂げようと悪魔のように戦うこの刈る人物のなかに、人間とは彼が刈る麦のようなものだという意味で死の