布の上で「神ころがし」

焼津市の焼津神社で、子供の健やかな成長を願う神事「神ころがし」が始まった、10日より12日まで。新型コロナウイルス感染防止の観点で、日程を分散し、子供にも直接手を触れない方式を施し、3年ぶりに実施しました。
 国選択 無形民俗文化財に指定されている「神ころがし」は、幟かつぎ参りの歳に当たる幼児の産子(うぶこ)報告と無事成長の祈願をこめる神事です。
 この時の幼児の泣き声が高ければ、高いほど健康に育つと云われ、また泣き声をあげると、それによって氏子になれるという加入儀礼でありますが、魂の再生を願う「鎮魂」・「魂鎮(たましず)め」の信仰行事であるようです。

カテゴリ:旅行・お出かけ