映画「きみの瞳が問いかけている」

 某国映画『ただ君だけ』のリメイクだそうだ。涙、涙の感涙ラブ・ストーリーだが、徹底してインチキなストーリー展開で、社会的な広がりや必然的に起こるはずの派生的事件を全部省略している非現実的ドラマだ。

 さすが、捏造歴史の国のドラマと思わされた。

 でも、安直に泣くのには向いてる映画だよ。歌謡曲なんかも歌詞を真面目に検討したら、全然、有り得ない展開だからね。例えば「女の港」なんて、安直に聞けば恋する男を追いかける純愛女の歌だよね。でも、男を追いかける旅費はどうなってるの? 男はなぜ 行く先を教えないの?
真面目に考えたら、あれは経済破綻も無視してる精神異