連載:紙上句会

大阪北句会8月例会上位句

 私が幹事をしていますネット句会「大阪北句会」の8月例会が昨日終りました。兼題:残暑・桔梗・当季雑詠。参加26名、集句124句を互選で競いました。結果の上位句を掲載させていただきます。私は、6位に入りました。

1位 花火師の渾身の色開きけり (h.m)
[評]]コロナで中止されていた花火大会が3年ぶりに開かれた。花火師の技の見せ所。渾身の色がよかった。

2位 初茄子の艶が音出す朝の桶  (t.t)
[評]茄子同士がこすれてきゅっきゅっと鳴る音が耳に響く。得も言えぬ命の音だ。

2位 継承の目途立たぬ墓洗ひをり (h.m)
[評]年を重ねるに従って次の