連載:花万朶

雷神さん、ええ加減におしやす


雷神さん、夜中にお忙しいことで、、。

バケツは一回ひっくり返したら、それでよろしい。何遍も何遍も嫌になる程、ひっくり返すなんて、、、ほんまにしつこい、、。

雨が突き刺さるように降ってきて、我が苫屋が崩れへんかと心配で寝られませんでした。
スマホからは、警戒警報がやにわに大きな音でお知らせがありますし、、。

ほんまにどうなることかと、、。
これだけ続けて降ると、昔の人の神頼みな気持ちがようわかります。
孫の顔を見ながら、何かあったら、抱きかかえて連れて出なあかんと、つい悲壮な気分になってしまいます。

雷神さん、1時間半びっしりと激しい雨を垂らして