小学校の校外学習でプラネタリウムを観に行った
夏休み前くらいの時期であったように思う
当時、住んでいた大阪の実家では、夜空に星がさほど煌めいていなかった
見えるのは一等星とかニ等星といった明るい星だけ
太陽系の惑星である、金星、火星、木星、土星などに、北極星のある北斗七星、カシオペア座、オリオン座などの星座の星々
そんな夜空しか見たことがないのに、プラネタリウムが映す夜空の数に限りのないような星々に、驚きもし、感激もした
毎夜、就寝時、仰向けに寝ていた僕は、電気が消えた部屋の天井に、あのプラネタリウムの映していた星空を
連載:けんけんぱっ 春夏秋冬1