趣味でつながる、仲間ができる、大人世代のSNS、趣味人倶楽部(しゅみーとくらぶ)

よくあるご質問

連載:けんけんぱっ 春夏秋冬1

彼岸花が咲く川沿いの散歩道 私のおすすめ

台風一過、散歩していると、あちこちに、彼岸花が咲いているのに出くわす

子供の頃、毎年、秋を迎えるころに、田んぼのあぜ道の同じ場に、彼岸花が咲いていた

なぜ、あの風車のような出で立ちの花が、毎年、同じ場に咲くのか不思議に思っていた

後に、球根植物であると知り、合点がいった

歳をとるにつれ、彼岸花への印象、想いが変わってきている

曼珠沙華とも言われ、極楽に咲く花とされる

そうであるのだが、僕はあの毒々しい、けばけばしい赤色が好きでない

まるで、地獄絵図に激しく燃えさかる焔をイメージしてしまう

それと彼岸花は、球根、茎、葉に毒が含まれている

何か、近寄りがたい空気が漂うのを感じてしまう

僕には、お気に入りの散歩道があり、街なかを抜けると、川が流れている

幅は3メートルほど、深さは50センチ位のように思う

川沿いの道から、川までは土手の斜面を5メートルほど下らなければならない

野草が茫々と繁っている

しっかりと足場を踏んで歩かないと、足を滑らせてしまう危ない傾斜でもある

もちろん、歳を取ってからは無理をしないで、斜面にある石段で降りる

その斜面の野草のそこいらから、彼岸花が咲いているのだ

下に降りて川面をじっと見ていると、川には、鮒や鯉や小魚が泳いでいる

まれに、20センチ位のミドリガメを見つけたりもする

川面の近くにある石場で、何をするでなく座ったりもする

すると、川のせせらぎの音が耳に聞こえてくる

そんななか、たまに、小魚を狙って、白鷺が空から川に舞い降りてくる

人間がいれば、警戒して数十メートルは離れた場にしか来ない

細長い足で、川の中を歩いてまわり小魚を探す

たまに、素早く首を屈めて、長い嘴を水中に突くようにして魚を取ろうとする

しかし、あまり成功率は高くなく、空振りが多い

細長い足で、川の中に漁場を探して歩くさまを見ていると、生き物らが命を営む自然の生態系の真っ只中に佇んでいるような、自然児になったかの気になる

まあ、心が和む散歩道である

カテゴリ:旅行・お出かけ

コメント