君死にたまふことなかれ

 ロスケのプーが、誰のものでもない、自分の戦争に突然「部分的」動員令を発した。さすがに、国防相に言わせるのではなく、自らマイクの前に立ったが、自分は安全なところにいて、決して銃弾が飛び交う戦場に立つことはないことを疑うものは皆無である。ロシアでは、兵役回避で国外脱出に殺到しているのはむべなるかなだが、飛行機代も10倍に達しているというし、望みどおりにできるのは、ほんの一部である。悲惨なのは、SNSに腕を折る方法の検索も殺到している。すこしでも痛みを和らげるという必死の思いなのか。ますますロスケのプーへの憎しみがつのる。

 突拍子もないこと、と言われ