サブスク時代にクラシックを聴かせる困難さ

秋の夜長、目を閉じると一昨日の周防君のバイオリンの響がまだ甦ってくる思いだが、正直、この国・・・と言うよりは世界的にかも知れないが、大編成の交響楽団を維持させる難しさを感じること頻りである。相模大野でのコンサートもそうだが、5月に聴いたNHK交響楽団の演奏にしても、確かに保々満席では有ったが、観客の年齢層の高さは否めない。歌舞伎と同じで、高齢、そして女性の観客が圧倒的だ。恐らく、一回の公演で、1,000万円単位の収益は望めないであろう。一つの公演で、数万人を集められるアリーナ公演やスタジアム公演とは比べ様も無い。更に、音楽をサブスクで消費して行く時代