報告 2022年10月03日(月)18:57 会員以外にも公開 柿色の反物選ぶ二十歳の子 柿右衛門熟 柿胡蘆柿 もぎたての朝の柿よく冷えてゐし 井上明華 枕辺の朝の牛乳の冷え心地 アロマ いちまいの皮の包める熟柿かな 野見山朱鳥 柿一つ食うて西京素通りす 廣江八重櫻 熟れた柿嬉しく啜る輩かな アロマ 柿剥きつ凪ぎの船旅たたへあひ 五十嵐播水 埠頭 柿啖へばわがをんな少年の如し 安住敦 胡蘆柿の吹き粉を愛でゝ飾りけり 名和三幹竹 あんぽ柿渋柿を硫黄で燻蒸す アロマ 信濃柿もろともに山寂びにけり 宮坂静生 あんぽ柿何度も当たり頬緩む アロマ 青天の