またしても横浜、そして日本丸の係留イヤイヤ固定されているかつての一号ドックの中です。
一枚目の鎖に繋ぐ必要も無い、4本マストの初代の日本丸です。
太平洋の白鳥、海の貴婦人とも言われた美しい姿で保存されていますが、闇の時も有ったのも人間の生きる中にもにているようです。
長い船の歴史ですので、マストを外され、ねずみ色に塗られ、石炭を運んだり、幅員船になったりと戦後の悩ましい中を過ごしたようです。
今の姿は最後の飾り物の為の復元・・・実に悲運のもんぺ姿の貴婦人です。
100年の命の中で、70年前に漸くマストを戻されての今で