X-dayの夜、離婚(または終婚)を切り出した。何をどう説明したかあまり覚えていないがU子の事はちゃんと話したし、不動産を含めた財産は半分ずつ分けた上でそこから相場以上の慰謝料を払い老後の金銭的心配はないようにするので離婚してくれと頼んだ。私には興味も愛情も無いはずなので、高額慰謝料で納得してもらうという意思だ。とにかく精神的圧迫を除けば傍目には全面的に私が悪いのだから自分に出来る事は最大限しようと思った。
するとやはり’金じゃ無いのよ’と逆上されてしまった。愛でも無く金でも無くじゃあ一体何なんだ？と思ったがここは下手に出て火に油を注いではいけないとひ