野村胡堂

銭形平次の作者として有名な野村胡堂は、岩手県紫波町の出身である。

野村胡堂が昭和14年に書いた「石川啄木追憶文」に携わることになり、調査するために紫波町にある「野村胡堂・あらえびす記念館」に行って来た。

「あらえびす」とは麁蝦夷(あらえびす)から来ていて、意味は東北に住む野蛮で荒々しい田舎武士である。

岩手の農民ということを、一生の誇りにしていた野村胡堂は、音楽評論の際には「あらえびす」というペンネームを使っていた。

小説家としては野村胡堂であり、本名は野村長一(おさかず)で、代表作が「銭形平次捕物控」である。

盛岡中学の学