きれいサッパリ死ぬ

(門賀美央子「死に方がわからない」双葉社、「書評」野本由起 月刊「ダ・ウ”ィンチ」’22年/11月号 より)

人は皆いつか死ぬ。ただ、「この世に未練残さずきれいサッパリ人生を閉じる」のは中々難しい。著者は「独身、子供なし、兄弟姉妹なし」の身の上なので、「(一人暮らしの部屋で)いきなり倒れ、誰にも発見されなかったら ? 」なんて不安を抱えながら生きている。

本書は、そんな著者なりに
「自分には、どんな”死に際”が相応しいだろう ? 」
「その為には何をしておくべきか ? 」等々
いつかやって来る”その日”に備え、ロジカルで実践的、
更に