秋晴れの先日、埼玉県南部に広がる「見沼田んぼ」を散策し、秋の風景まじかの稲刈りが終わった田んぼを見ながら広大な国家的事業に準じた人たちの努力とその功績に思いをはせた。

昔の人たちは、豊かさを求め、物生み出すにはいかにしたらいいのかを追求し、河川改修、新田開発、植え付けなどたゆまない努力で人々が生活できる環境を作り出していった。そんな日本人を奮い立たせたものは何か、教育であり文化であった。今では死語になってしまつた「日本精神」「大和魂」「武士道精神」かっては武士のものとされてきたが、その教えは庶民に至るまで受け継がれ、日本人の基礎となっていった。