こころの病

子どもの頃は、長屋のような2軒つながってた借家。地方都市の戦後間もない時代、まだまだ持ち家の家庭も多くなく、団地もなく、マンションなんて、言葉すらなかった。少し歩けば、田畑もあったり、夏になればお寺、神社の森にはせみが面白いほど捕まえることができた。10分もあるけば海。砂浜や突堤があり、砂浜をほれば魚の釣り餌になるゴカイやイソベがとれ、駄菓子屋で買ったテングサと釣り針、鉛のおもりと山からとってきた竹ひごで釣り竿を作って釣りしたり、波けしブロックにぎっしりのカラス貝(ヨーロッパではムール貝というらしい)が取り放題。浜で焼いて食べたりもしてた。
家の近所に