連載:古典芸能

初笑い(新春国立名人会)

新春の国立演芸場は、定席は中席だけで上席がなく、2日から7日まで新春国立名人会を開催している。
2日だけ2回で、7日までの6日間に7回の公演がある。
テレビ番組の「笑点」でお馴染みの林家たい平が、落語家としては最初に高座に上がるのだから、出演者が錚々たるメンバーであることは想像できるだろう。
今まで、人間国宝の柳家小三治がトリを務めていた千穐楽を見てきたが、彼が亡くなったので、今年は何日にするか迷った。

色物を除く出演者(落語・講談)に○印と×印を付けて、その数で決めることにした。
その結果、6人中5人に○印が付いた、6日を見ることにした。