11月と12月の句会は先生の都合で開催できず紙上句会となりました。それぞれの兼題は「おでん」と「新年」です。
〇「おでん」の句
・おでん鍋一人暮しもなれたもの
・おでん酒むだな話も興を添え
・持病など何するものぞおでん酒
・おでん種優るものなし大根に
・集まりの喜び煮込むおでん鍋
〇「新年」の句
・老いざまは老いざまのまま年迎ふ
・子を育て孫を遊ばせ喜寿の春
・正月とて猫は土間にて長くなり
・助け合ふ道一筋や初明り
・味噌雑煮娘に伝へるや祖母の味
・分厚き本手にしただけの寝正月
〇当季雑詠
・焼いて