第2262話 冬の月

今日は今年初めての句会でした。2か月句会が開かれていなかったので、感を取り戻すのに少し時間がかかった。今月の兼題は「冬の月」です。

【冬の月(ふゆのつき)】傍題:寒月、冬満月、冬三日月
 
 澄み渡った大気の中で冬の月は研ぎ澄まされたように輝く(合本俳句歳時記より)

〇兼題「冬の月」の入選句

・冬の月通夜を終へての帰り道
・舗装道路を真白く染めて冬の月
・冬の月眺めて息をひそめけり
・猪罠は錆びて壊れて冬の月
・一人居のベッドを照らす冬の月
・ワクチンの痛み残れり冬の月
・孤独なる老い受け入れて冬の月
・インフラを絶た