海難1890

5年前の今日、トルコのカッパドキアにいました。
今、トルコは大地震で大変なことになっていますが、沢山の景勝地があり、とても親日的で居心地の良い国です。

この親日的な背景には、1890年に起きた、エルトゥールル号遭難事件があります。
1887年に行われた小松宮彰仁親王夫妻のイスタンブール訪問に応えることと、皇帝親書を明治天皇に奉呈する為に親善訪日使節団として訪日されました。
その帰り道、和歌山県沖で遭難したのを、食料の蓄えもわずかだったにもかかわらず、米、卵やサツマイモ、それに非常用の鶏すら供出して、生存者たちを救護したそうです。

この話