余韻は去らない



決勝の対USA戦
6回、7回のブルペンに
ダルビッシュ投手と大谷投手が並んで投球練習を始めた。
大詰めの登板に備えて肩を作る動作に入ったのだ。
エースの先発投手の二人がブルペンに並ぶなんて、こんな時しか見られない。
なんという贅沢で豪華なベルペンの景色だろう。

「あの時点で、誰もが優勝を確信したね。」
「ええ?なんでなん?」
「ダルビッシュは有・ダルビッシュだろ?」
「うん。」
「大谷選手は誰もが知る大谷翔平、SHO-TIMEだ。」
「だから?」
「YUとSHOが並んだら

 誰が読んでも 優勝だ!」