連載:言葉2

[ことば日本史]大げさって大きな袈裟?

ことば日本史、鎌倉時代から
禅宗にまつわる言葉です

■■大げさ■■
僧侶が着る袈裟には三種類あって、一番外側に着るものが大袈裟と呼ばれた。
それが「大げさ」の語源らしい
あれ?良いことのような

禅僧が正装とした袈裟のものものしさを他宗派のものたちがバカにしたことからとする説もある
なるほど、ちょっとした妬みから来ているのかも

■■普請(ふしん)■■
禅寺では、人々をあまねく請いあつめて、上下の区別なく作業してもらうことを、普請といった。

普請には、茶摘み、本の虫干し、すす払い、大掃除など、
さまざまな作業があったが、