彼と夫の間を家族や責任という
自分自身の思いと向き合う時間は決して短くはなかった
行ったり来たりしながら
ここにたどり着いた

「戻らない道」を選んだことに
今も後悔はない

これからの人生は老いに向かう人生

だからこそ互いへの思いやりや気遣いや
何よりも
愛している・・・という気持ちが大切だと感じる

死が二人を分かち合うまでも・・・

いよいよその誓いの言葉が
いつか訪れるその日に向かって
カウントダウンが始まっているのだ

だからこそ、もう一度
もう二度と・・はない今を

愛おしく、丁寧に、大切に