5歳のお兄ちゃんのスイミングスクールに付き添った。一度お迎えに来た事はあるが、送るのは初めてだ。「お兄ちゃんが分かっているから、バアバは付いていけば分かるよ」と言われていた。
エレベーターで上るとまだ時間が早く、入口には綺麗なお姉さんがいて、にこやかに挨拶してくれるが、子供は一人くらいしかいない。
お兄ちゃんは先に立ち、カードをタッチして改札口を入る。バアバも続く。ロッカールームに明かりがついていない。「まだ入れないよ」と言う。
お姉さんに聞いたら点けてくれて、中に入った。お兄ちゃんは自分でどんどん着替えて行く。
「バアバ、名前真