連載:花万朶

愛宕百韻、私と連歌(1)

連歌を始めたのは2007年ごろ、、。
俳人である友人に誘われたのがきっかけである。

それまでに数年間、小説の同人誌の主宰の勧めで、大阪の天満橋で開催されていた句会に入っていた。

主宰は芭蕉や蕪村、一茶などがしていた俳諧の連句をしたいとよく言っていた。
しかし、早くして亡くなったので、その夢は果たされなかった。

小説実作教室へ来ていたのが、後に親友となる美人の俳人だった。その俳人繋がりで連歌をする事になった。

連歌会は神戸の女子大の肝入りで行われていたので、1クール6ヶ月、3年間通った。宗匠は何冊も本を出している作家だった。