BCJ公演:ヘンデル・オラトリオ「復活」について

1706年、21歳のヘンデルはトスカナ大公子フェルディナンドの誘いでハンブルグからイタリアに渡った。

1708年にローマで初演されたオラトリオ『復活』はそんな若きヘンデルの傑作オラトリオだが、演奏される機会は少ない。

本日、バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)が東京オペラシティコンサートホールでこの作品を上演した。(写真)

登場人物は進行役の天使(中江早希:S)、イエスの死を嘆くマグダラのマリア(C・サンプソン:S)とクロパのマリア(M・B・キーラント:A)、聖ヨハネ(櫻田亮:T)と冥界の王ルシファー(加耒徹:B)の5人だけ。