メイストーム

今朝は昨日と違って、雲ひとつない快晴。
存分に寝足りて目が覚めた。
枕頭台の本は、開いた途端に眠くなってしまうので、いっこうにページが進まないまま。

今朝は、風がとても冷たい。
昨日の雨に木々の埃が洗われたせいか、或いはまだ葉が濡れているせいか、朝の光が反射してキラキラと輝いている。
「風光る」という季語が思い浮かんだが、これは春の季語なので、やや旬を外れている。
この荒々しい風の吹き方は「青嵐」、メイストームだろうか。

冷たい風には、むしろ“秋”を感じさせるものがある。
秋って、こんな感じだったよね...。白い秋。白秋。
初夏