夫の骨

 「夫の骨」なんとまあ、エキセントリックなタイトル
なんでしょう。
数年前に、これと同じタイトルの心理ミステリーを
読んだことがあります。
このタイトルをちゃっかり頂きました。

 五月半ばに、昨年秋に逝った夫の納骨をしました。
彼は昔の人にしては、合理的な考え方をする人でしたから
兵庫県T市にあったお墓を十数年前に仕舞いました。
ひとり息子には子どもがいないので孫もいません。
将来的に、墓守りで負担をかけたくないというのが
その大きな理由だったと思います。

 私は彼の遺言どおりに、生前に信心していたある
宗教法人の永代供養