日本書紀を読む 143



 日本書紀巻第二十八


 天渟中原瀛眞人天皇(あまのぬなはらおきのまひとのすめらみこよと) 上巻
天武天皇(てんむてんわう)

 天渟中、渟中これを農難(ぬな)と読む。原瀛眞人天皇(天武天皇)は、 天命開別天皇(あめみことひらかすわけのすめらみこと)天智天皇の同腹の弟である。

 幼いときには大海人皇子(おほしあまのみこ)と言われた。お生まれになった頃から好ましいお姿であった。

 壮年に成られると男らしく武道に優れた方に成られた。

 天文・遁甲(どんかふ)(星占い)に詳しかった。

 天智天皇の娘の菟野皇女を